皆様こんにちは。飯島です。
今日は悲しいお知らせがございます。
元スタッフで、病気されてからはななみの家で療養されておられたOさんが他界されました。
もう既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、病名は癌でした。
一年ほど前から右頬に違和感が出始め、今年の春癌との診断が下りました。
元々糖尿病をお持ちで、そのせいで透析にも通われていたので、進行が早かったのかもしれません。
『もう手遅れ』と大学病院に言われながらも、社長の知り合いからとある先生を紹介され、
その先生のもと抗がん剤治療を開始することができました。
開きにくかった口が癌の縮小とともに、徐々に開くようになってきて、ホッとしたのも束の間、
今度は肺に転移が見つかり、一時は本当に危険な状態に落ち入りましたが、
気管切開をして、一命を取り留められました。
先日も書きましたが、Oさんは元料理人で『ななみ食堂』の大将として、
ヘルパー業務の傍ら、スタッフの賄いやななみに来られるお客様の料理を作ってくださり、
どなたにもご好評頂きました。
私も、もう10年前になりますが、まだ食べることができた時に、
Oさんの手料理を食べさせて頂きました。
結果的にそれが私にとっての『最後の晩餐』のようになったわけですが、
とても美味しく、この上なく幸せな時間でした。
ヘルパーとしては、こちらの気持ちを理解してくださり、その明るい性格で、
何かと不安な療養生活でしたが、大いに笑い、和ませて頂きました。
後進の育成にも力を入れて頂き、その的確なアドバイスのおかげで、
私にとっての「安心して任せられる人」をたくさん育てて頂きました。
時々悪ノリされることもありましたが、それも含めていい思い出になっております。
ななみが施設になってからは、ご自身の体調悪化もあって、
ケアに入られる頻度は少なくなりましたが、間違いなく私のケアの基盤を築いて頂いた
お一人でした。沢山沢山助けて頂きました。
本当にありがとうございました。そして闘病生活お疲れ様でした。
ごゆっくりお休み頂ければと思います。
なんか私との思い出が長くなってしまいましたね💦
お通夜や葬儀には家族葬にも関わらず、ななみのスタッフをはじめ、
入院されていた病院の看護師さん、カラオケ🎤、呑み仲間など沢山の方々が来てくださいました。。
社長が、
「家族葬になると思ってたら、スタッフ皆んなが来てくれたから、とても華やかな大きな葬儀になった!」
と言ったら、
スタッフのひとりが、
ななみの家だから皆んなで葬儀したから、家族葬だよ!大家族葬!!」
と社長に返したそうです。
スタッフの暖かさ、そしてOさんがいかに愛されていたかが、伺い知れるエピソードだと思います。
確かに最後Oさんの『家』はななみの家でした。
スタッフという家族に見守られながら旅立ったOさんは、きっと幸せだったろうと思わずにはおられません。
メッセージもこんなに…
最後に7月のタコ焼きパーティの動画と、私との思ひ出の写真も…
ご冥福をお祈り致します🙏
今回もお付き合い頂きありがとうございました。
それでは、また…。
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