ななみ日記

魔法の言葉2018/11/10

最近、朝の冷え込みが一層厳しくなりましたね。

風邪の予防に手洗い・うがいは心がけましょう!

 

さて、今回は「魔法の言葉」です。

少し長いですが最後までお付き合いして頂けたらと思います。

 

実はスタッフさんのお子様が、作文の賞を受賞されたとの事だったのですが
その、作文の内容が素晴らしいのでぜひご紹介させてください。

 

 

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魔法の言葉

 

「ありがとう」という言葉は、たった一言だけど、たった一言で色んな人を幸せにできる魔法の言葉だと思いませんか。私はそうだと思います。そう思うようになったのは、ある出来事がきっかけです。

 

いつも通りの学校の帰り道、私の視界に入ったのは片手に杖をついた一人のお年寄りです。もう片手には重そうなエコバックが見えました。「大丈夫ですか。」何も考えずに声をかけてしまいました。お年寄りの方は、知らない学生に突然話しかけられたのにもかかわらず、嫌な顔を微塵も見せずに応えてくれました。やはり、杖をつきながら荷物を抱えて歩くのは大変だったようで、家の近くまで荷物を持って歩くのを手伝いました。お年寄りの方は何度も私に向かって「本当にありがとう、とても助かりました。」と言ってくれました。その日、私の頬は緩みっぱなしでした。

 

数日後、知らない方から子をかけられました。「この前、おばあさんのこと助けてた子だよね?ほら、荷物持って。」お母さんより少し上の世代の方でした。私は「はい、しました。」以外に返す言葉が見つからなくて、そのセリフをそのまま伝えると、ぱっと顔を明るくして、「偉いね。最近の子はもっと冷たい感じかと思っていたわ。」と。数秒間の沈黙の後、自分が褒めてもらえていることと、自分の世代に貼られてしまっていた、『冷たい』というレッテルに対してです。「やっぱり冷たそうなイメージありますか。」と、聞いてしまいました。あまり時間を置かずに、予想通りの言葉が返ってきました。最近の子は近寄り難く、話かけにくいオーラを纏っているそうです。そんなことないですよ、優しい子ばかりですよ、と伝えておきましたが、その方が私の言葉を信じてくれるか以上に、イメージに対するショックがとても大きかったです。

 

このままではいけないと思い、その日からもっと自分から困っていそうな方に声をかけたり、些細なことでもお礼の言葉を必ず言うようにしたりして、その体験を元に、誰かに声をかけてもらうだけでも助かったり安心したりできたりする人がいることを友達に話しました。その話を聞いてくれた友達の内一人が、外国の方に笑顔で道案内をしているところを見かけました。私は自然と安堵の表情を浮かべていたと思います。自分の気持ちが誰かに伝わったことがとても嬉しく感じました。その子も、「自分から人の役に立つ事をするって良いね。」と言ってくれて、道案内をしたときのお話を聞かせてくれました。その事で、私は更に嬉しい気持ちが強くなりました。

 

私がこう思うきっかけになった最初のお話が、そのお年寄りの身内の方の耳に届いたらしく、直接お礼を伝えてもらえました。顔も知らない、名前も知らない、家も学校も年齢も知らない私に向かって放たれた「ありがとう」に、口元が緩むのを隠すことができませんでした。

 

こんな素敵な事が現実でも起こるんだなあと今でも感慨に浸って、こういう行いを積み重ねていけば、いつか自分に返ってくるのかな、と心を弾ませながら、今までよりもっと強く、人の役に立ちたいと考えています。お年寄りに手を貸したり、日本語が曖昧な外国の方にジェスチャーを交えながら道を案内したり、お母さん、お父さんとはぐれてしまった迷子の子に怖がられないように優しく話かけたりと、色々やっているつもりです。その度その度にもらえる「ありがとう」という魔法の言葉を糧に、更に誰かを自然と助けられる格好良い人になれるように、もっともっとこういう行いをして、これから先もずっと続けていきたい、と強く、深く思いました。全員がそういう思いを持ち、全員が誰かに手を差し伸べられるように、差し伸べやすい地域にできるように、自分がやる以外にも、お話として色々な人に伝えて、それと共に「ありがとう」というたった一言の大切さをもっと伝えていきたいと思います。

 

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いかがでしたか?

今回は心温まる素敵な作文を紹介させていただきました。

皆様、それぞれ感じた事があったのではないでしょうか?

最後まで目を通して頂きありがとうございました。

 

 

 

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